豊川家当主で裕の父。
旧家として代々続いていた豊川家の資産を生かし、不動産業等で大きく発展させた。
村ではかなりの権力を持ち、逆らえるものはいない。
豪放磊落な性格で、家の中では思うがままに振舞っている。
所有する山の頂上に屋敷を建て、自らの権力を誇示する見栄っ張りな一面がある。
家のために娶った裕の母を「病弱で面白くない」からと省みず、若くて美しい文緒の元へ通い詰めていた。
そのため、裕の母は自ら命を絶ってしまう。
跡継ぎとして作った裕には愛情がないが、文緒の娘である香織の事は目に入れても痛くないくらいに可愛がっている。
「最期まで迷惑をかけおって……」
|